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世界中の食卓に酔鯨を。
身近に、そして新しい可能性を拡げる年に

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

 昨年来猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症につきまして、被害に遭われた各地の方々に、心よりお見舞いを申しあげますとともに、医療従事者の方々に感謝申しあげます。現在も世界中で感染拡大の危機に直面しており、さまざまな感染対策や、新たな生活様式への対応など大変な日々をお過ごしのことと思います。
 日本酒業界も非常に厳しい状況にあり、業界としても『with コロナ』の中でどのようにお酒を楽しんでいただけるか試行錯誤しておりますが、まだその途上にあります。

 そうした状況の中、酔鯨では皆さまのご支援により無事に酒造りを行うことができ、その喜びを今まで以上に感じております。昨年は『with コロナ』において、お酒の本質とは何か、私たちにできることは何かを考え、新たな取り組みにもチャレンジいたしました。
 お菓子業界など異業種とのコラボレーション、そして弊社の思いを体現する商品として、建築家・谷尻 誠さんのラベルデザインによる『持続可能な社会から鑑みたモノづくりの本質』をテーマとした「DAITO2020」を発表いたしました。他にも「ゆずリキュール とも」、「手造り吟醸麹 あま酒」、「SUIGEI Premium SAKE セット」など皆さまの日常に寄り添える商品を、また季節商品では、酔鯨初となる純米大吟醸造りの「純米大吟醸 しぼりたて 冬びより」を発売させていただきました。

 今年も『世界中の食卓に酔鯨を』という信念のもと日本酒の本質を追求し、常に品質を最優先に「日本酒を身近に楽しんでもらいたい」「日本酒の可能性を拡げたい」そのために酔鯨らしく全力で挑戦して参ります。
 日本酒が日常的に世界のあらゆる国々の食卓に並び、最高の食中酒として愛される夢に、情熱をもって、従業員一同より一層努力して参ります。本年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願いいたします。 

 世界中の皆さまが一日でも早く笑顔で乾杯できる日が来ますよう、心よりお祈り申しあげます。

酔鯨酒造株式会社
代表取締役社長
大倉 広邦